原料費調整制度とは

原料費調整制度とは

「原料費調整制度」とは、輸入原料価格の変動を迅速にガス料金へ反映することを目的とし、輸入原材料の価格変動に応じてガス料金を調整する制度です。基準として設定した輸入原材料の「基準平均原料価格」と貿易統計価格の3ヶ月ごとの「平均原料価格」とを比較し、その変動分を単位料金(1㎥あたりの単価)で毎月調整します。

単位料金の調整

平均原料価格の算定

平均原料価格(円 / トン)= LNG平均原料価格(円 / トン) × 0.9748(LNG混入換算係数) + LPG(プロパン)平均価格 × 0.0404(LPG混入換算係数)
※ 算定結果の10円未満は四捨五入します。

原料変動額の算定

原料変動額(円 / トン)= 平均原料価格(円 / トン) – 基準平均原料価格(円 / トン)
※ 算定結果の100円未満は切り捨てます。

基準平均原料価格は54,690円/トンです。

調整単位料金の算定

調整単位料金(円 / m3)= 基準単位料金(円 / m3) ± 0.075(円 / m3) × 変動額(円)/100円 × (1 + 消費税率)

※算定結果の小数点第3位以下は、プラス調整の場合は切り捨て、マイナス調整の場合は切り上げとなります。

原料価格の算定期間とガス料金への反映時期

原料価格の3ヶ月平均値を、中2ヶ月の間隔をおいて、次の1ヶ月分のガス料金に反映します。
原料価格の算定期間とガス料金への反映時期

原料費調整制度に基づく調整額について

原料費調整制度に基づく最新の調整額は以下のリンクからご参照ください。
最新のガス料金調整額のお知らせ(PDF)

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